名城大学 都市情報学部 名城大学 都市情報学部

ABOUT

PHILOSOPHY

理念

広く、深く学ぼう。
外の世界へ飛び出そう。
まちの「これから」を、つくる人へ。

都市情報学部は都市の未来を探求する学部です。
経済学や行政学、地域学、環境学、情報科学、データサイエンスなどの知識を身につけるとともに、情報処理技術の修得、フィールドワークなどを通じて、都市問題の解決や、「これからのまちを考える」ための広い視野と分析力、創造力を磨きます。

コースには、理系志向の「アナリストコース」、文系志向の「プランナーコース」があり、文・理どちらの志向でも、広く学ぶことができます。
数理解析や情報処理の能力を磨く「アナリストコース」は、まちづくりや企業経営などに関する現状、新規事業の評価など、分析能力を修得。「プランナーコース」では、企業経営やまちづくりの政策立案や事業計画など、計画能力を修得します。

ものを見る力、分析する力。
未来を計画する力、創造する力。
都市問題の解決には、どちらも欠かすことのできない、大切な力です。

ときにはキャンパスを飛び出し、地域の人々との関わり合いのなかで学びを深めるフィールドワークも数多く展開しています。
幅広い知識の修得と、現場で体験する実践力の両軸で、都市問題の解決に必要とされる力を身につけることで、まちの未来、都市の未来のために必要な人材を育成する学科です。

MESSAGE

学部長メッセージ

学部長 亀井 栄治

文系・理系の枠を超えた学部で
もっと広く、もっと自由に学ぶ

都市情報学部は、平成7(1995)年4月に、名城大学可児キャンパス(岐阜県可児市)に開設されました。都市情報学部の掲げた目標は、「都市問題の解決」と「未来の都市創造」です。学部の開設と同時に、都市情報学がスタートしました。複雑化する都市問題の解決のためには、情報処理の技術と手法(IT)が欠かすことのできないものであるとの観点に立ち、都市学ではなく、都市情報学としてスタートしたのです。

『都市』というと、かなり堅いイメージを持たれるかも知れませんが、平たくいえば、「私たちが日々暮らしている環境」に他なりません。私たちは、自分たちをとりまく環境なしでは生きられず、私たちにとって、環境は最も真剣に取り組むべき対象であるといえます。また、環境といっても、都市環境、居住環境、自然環境、地球環境、... など、非常に広範囲・多岐にわたり、それぞれが独自の特徴や種々の課題を抱えていることは論を待たないでしょう。それらに取り組むためには、多方面の知見やノウハウを総合的に生かしていく必要があり、そのようなことを背景として、都市情報学部は文系・理系の枠を超えた「総合学部」として生まれました。学部開設以来、都市情報学部は多方面の専門家を教員として有し、カリキュラムにおいても、文系・理系の枠にとらわれることなく、いろいろな知識を横断的に学べるものとしてきました。

学部の開設以来、22年間、可児キャンパスにおいて、私たちは教育・研究を展開してきました。そして、23年目となる平成29(2017)年4月に、開設して1年経ったばかりの真新しいナゴヤドーム前キャンパス(名古屋市東区)に移転し、現在の姿となりました。その間に、私たちが道具としてきたITにもめざましい進展がありました。コンピュータそのものの進化は言うに及ばす、たとえば、データ・サイエンスにおけるビッグ・データの取り扱い手法や、AIにおけるディープ・ラーニングの技術が典型的です。これらが、これ以後の都市情報学にとって、非常に頼もしい道具となり得ることは想像に難くありません。

令和4(2022)年4月から、都市情報学部は新しいチャレンジを始めます。カリキュラムにおける観光分野の科目の充実です。「まちづくり」に対する1つの視点という意味で、観光が非常に重要であるばかりでなく、関連する分野が広範囲・多岐にわたり、裾野の非常に広い産業が観光産業だからです。都市情報学部において観光系の科目を学ぶ方に「キャリア認証」プログラムを提供します。要件を満たした方には、『キャリア認証プログラム(ツーリズム分野)』の修了証を交付し、観光分野での活躍をサポートします。

都心の真新しいキャンパスで、都市に関するさまざまな知識を身につけながら、自らの住む環境について、しっかり考えてみませんか。みなさんとキャンパスでお会いできることを楽しみにしています。

STEP

学びのステップ

FIND JOB

就職

都市情報学部の卒業生は、都市問題を解決する専門性の高い知識や広い視野で社会を見通す力を生かして、公務員やIT関連業をはじめとするさまざまな分野で活躍しています。

実就職率 95.2 % (2023.3卒業者)

  • 公務員

    「行政職員」として、まちづくりに関わります。地域の人に一番近い場所から政策を考えたりすることができる仕事です。

  • コンサルタント業

    専門家集団の一員として、都市計画の企画や立案などを行います。実際にまちに飛び込み、地域の人とイベントの企画・開催を行うこともあります。

  • 運輸業

    運輸業は人や物の輸送を行う都市を支える重要なインフラ業です。電車のダイヤを管理する仕事などに携わるケースもあります。

  • IT関連

    社会活動や経済活動による大規模なデータの解析や、最新の情報技術を生かしたシステムの開発などを通じて、私たちのくらしがより便利で快適となるようにする仕事です。

  • 不動産業

    土地の売買や活用を提案する仕事です。不動産情報を通じて、地域の特徴や、まちがかかえる課題を考えることができます。

主な就職先

イオンリテール・NTTフィールドテクノ・岐阜信用金庫・ゲオホールディングス・サイバーエージェント・シーイーシー・JR東海・JAあいち経済連・システナ・十六銀行・Sky・SUBARU・積水ハウス・玉野総合コンサルタント・中央発條 TIS・デンソーテクノ・トヨタシステムズ・富士ソフト・マキタ・山崎製パン・リコージャパン・リンナイ・名古屋国税局(国税専門官)・静岡県庁・名古屋市役所・岐阜市役所・豊川市役所・愛知県警察本部・東京消防庁(2022年実績)