FIELDWORK&CAMPUS
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FIELDWORK&CAMPUS
フィールドワーク
都市情報学部で学んだことを生かすために、現場で実際の課題に関わっていく経験を積むことのできる実践的なフィールドワークを大切にしています。
地域と協働して課題の発見や提案を実践的に学ぶ「まちづくり実習(CBML)」や、実際の観光スポットにて訪問客対象のアンケート調査を実践し観光政策を提案する「フィールド調査の方法」など、学生が主体となってまちと関わりながら、リアルな都市問題に触れています。
CASE STUDY 04
2年次科目の「フィールド調査の方法」の一環で、2023年10月に名古屋城や揚輝荘など市内の観光地でフィールド調査を行いました。本学と包括協定を締結する名古屋市と連携し、「歴史資産を活用した名古屋の魅力づくり」をテーマに、ヒアリングから課題の洗い出し、調査票の設計などの準備をして、調査に挑みました。
当日は名古屋まつりが開催されていたこともあり、多くの人が行き交うなかでのアンケート調査でした。通行人や観光客に突然声をかけることは、想像以上にハードルが高かったと思いますが、勇気を振り絞って回答を集めている姿が印象的でした。
アンケートで得たデータを分析し、名古屋市に「歴史資産を活用した魅力づくり」を提案しました。市職員からは「実践の可能性のある、とてもいい提案だ」という好意的なフィードバックがありました。
2年次のうちから、演習や調査を含む実践的なプログラムに挑戦することで、3年次以降に学ぶデータ分析等の必要性を理解しやすくなります。「なぜそれを学ぶ必要があるのか」「どんな方法があるのか」。そのヒントが現場に隠れているということを、体験から学んだ、そんなフィールドワークになりました。
「声を掛けるタイミングや質問の仕方、回答に詰まった際の誘導など、スムーズに答えていただくための小さなテクニックがわかりました」
「アンケートをするために声をかけるのはとてもハードルが高かったのですが、仲間と協力し合い、いい経験ができました」
キャンパス
2016年に誕生した「ナゴヤドーム前キャンパス」。
都市情報学部、外国語学部と人間学部の3学部2研究科が都心のキャンパスで学んでいます。
地域コミュニティの活動拠点となる社会連携ゾーン「shake」や、グローバルプラザ、ラーニングコモンズ「wake」など地域や世界とつながりながら、互いに学び合える環境が整っています。
都市情報学部があるナゴヤドーム前キャンパスには、キューブ型のチェアを配したおしゃれなパブリックスペースがあります。
ここは社会連携ゾーン「shake」。誰でも自由に使えるオープンコミュニケーションスペースで、地域コミュニティや企業、大学などの交流・活動拠点としてつくられた場所です。
都市情報学部に限らず、さまざまな学部の学生や卒業生、教職員、行政職員や社会人が活用しています。
名城大学の社会連携センター「PLAT」が主催するセミナーやワークショップが数多く開催され、まちづくり関連事業もとても多いので、都市情報学部の学生も積極的に参加しています。
学生のみならず、たくさんの地域住民が気軽に足を運べるshakeは、地域とのつながりを大切にする都市情報学部にとって、絶好の学びの場。都市情報学部の学生が立ち上げたまちづくり団体の活動拠点として活用していたり、CBMLのグループワークやプレゼン練習をしたりと、学生が自由に活用しています。
「shakeは、社会や地域を覗き見ることができる場所。大学主催のイベントで社会人の方と出会ったり、同じ志の学生に出会えたりと、とても刺激的です」
「興味のある分野があっても、一歩目をどう踏み出せばいいのか迷ってしまいますが、ここは気軽に参加できるので嬉しいです」
ナゴヤドーム前キャンパスのキーワードは、“アクティブな学び”。
地域・世界というそれぞれのフィールドが多種多様な学びの中に息づき世代、立場、国籍を超えた他者とのつながりを通じて学生たちが主体的に多様な活動を展開しています。